18/1/2022 0 コメント 【 1日目 】ワークショップ初陣 ―N マルシェ@ホンダ青山―2022年1月15日(土), 1月16日(日)、Hondaウェルカムプラザ青山にて「Marutto Link」のワークショップを開催してきました!私たちMarutto Linkにとって初陣となる重要なイベント。やや緊張しながら挑みましたが、結果としては大成功といえる出来でした。 今回は、そのイベント本番、一日目の様子についてです。 N マルシェとは?ホンダ青山にて開催される、「Nバン」や「Nワゴン」などの軽自動車のNシリーズの10周年を記念したマルシェイベントです。Marutto Linkは、そこに出店するチタンアクセサリーブランド「As」のスペースの片隅を借りて、ワークショップを開催してきました。 眠い目をこすりながら出発2022年1月15日、Nマルシェ当日。 朝7時半、前日夜遅くまで準備をしていた眠い目をこすりながら出発する。 今回は会場がそれほど遠くないため、早朝に出発する必要がないのは幸運であった。 会場に到着し、ワークショップに使う重たい木台などをえっほえっほと運び込む。 与えられた出店スペースは2メートル×2メートル。その中に、Asの商品とMarutto Linkのワークショップのスペースを作り出す。 Marutto Linkのワークショップスペースは、手前に設置することにした。 マルシェ開始マルシェではしばしば、準備をしている間が一番忙しく、本番が始まってしまうとむしろ落ち着いて過ごせるということがある。 今回もまさにそれで、出店スペースが整いお客さんが入り始めてようやく一息つくことができた。 Hondaウェルカムプラザ青山では、土日に「ASIMO」くんのデモンストレーションが行われているようである。 それまでのイメージとはまったく別物といっていいほどヌルヌルと動くAsimoくんのショーは、横目で見ているだけでも楽しかった。 Marutto Link初のお客さん午後になり、木台の上で刻印を打つ作業をしていると、一人の男の子がその様子を足を止めてじっと見ていた。 何をしているのだろう?と、興味津々の様子である。 お母さんとともに来ていたその子にワークショップの内容を説明すると、「やってみたい!」と言う。 Marutto Linkにとって、初めてのお客さんである。 まずは完成品のサンプルを見せながら、「どんなのを作ってみたい?」と確認する。 表面に模様をつけるイメージがある程度固まったら、まずは「荒し槌」と呼ばれる金槌で表面にテクスチャ―をつけていく。 今回選ばれたのは、つるつるした表面を持つもの。水玉のような模様を打てるものである。 これらの荒らし槌は、手作業で模様をつけて作ったもの。YouTubeにその様子を上げているので、ぜひ見てみてほしい。 まだ小さい男の子だったのでお手伝いもしながら、慎重に模様をつけていく。 平板なプレートが、徐々に模様を得てキラキラしていく様子がとても新鮮なようで、楽しそうである。 刻印を打つ表面に模様がついたら、次は好きな刻印を打っていく。 今回用意したものは、大文字の英字一式と、数字が打てるもの。 男の子が選んだのは、自分の誕生日だった。 刻印は、打つ前にしっかりと位置を決めておくことが肝要である。 マジックペンで下書きもしつつ(マジックはアルコールでキレイに消すことができる。これも男の子には新鮮だったようで、消える様子を面白そうに見ていた)、慎重に一つずつ打っていく。 パーツを決める刻印を打った後、磨いて表面を綺麗にしたらあと一つの工程を残すのみである。 革紐やフックなど、好きなパーツを選んで装着する。 Marutto Linkのワークショップでは二枚一組のプレートを作るが、それを2つまとめて一つのチャームにするか、あるいはそれぞれの別のパーツをつけて一つずつ違うものを作るか、自由に決めることができる。 男の子は、大きい方に太い青い革を、小さい方には茶色の革紐をつけることにした。 これで完成である! 初のワークショップを終えて終始男の子の目が輝いていたのが印象的であった。
正直なところ、実際にお客さんを迎えてワークショップを行うまで不安で一杯だった。 本当に楽しんでもらえるのか、時間を使ってもらうに相応しい体験を提供できるのか、そもそもお客さんが来てくれるのだろうか、、、 前日の夜まで全く自信がなかったわけだが、やはり成功体験の効力というものは偉大なのだろう、初のワークショップを終えた頃にはそれらの不安はほぼほぼ消えていた。 参加してくれた人が、楽しそうにしていた。ただそれだけのことで、あれほどあった不安が消えている。 やはり何事も、やってみないと分からないものである。 そんな平凡な、でも真理と言えるような学びを得て初日は終了した。
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18/1/2022 0 コメント 【準備編】ワークショップ初陣 ―N マルシェ@ホンダ青山―2022年1月15日(土), 1月16日(日)、Hondaウェルカムプラザ青山にて「Marutto Link」のワークショップを開催してきました! 私たちMarutto Linkにとって初陣となる重要なイベント。やや緊張しながら挑みましたが、結果としては大成功といえる出来でした。 N マルシェとはホンダ青山にて開催される、「Nバン」や「Nワゴン」などの軽自動車のNシリーズの10周年を記念したマルシェイベントです。 Marutto Linkは、そこに出店するチタンアクセサリーブランド「As」のスペースの片隅を借りて、ワークショップを開催してきました。 開催に向けた準備今回のマルシェイベントは開催が決まったのが少し遅れたこともあり、ゆったりと準備をしている時間的な余裕はなく、本番前日の夜遅くまで準備を続けることになった。 1週間ちょっとのうちに、ワークショップで使う金槌や刻印などの道具とシルバーや革紐などの材料はもちろん、Marutto Linkの活動紹介をするためのパネルやフライヤーなども全て用意しなければならない。 具体的には、以下の準備が必要であった。 ・HPを作成する。 ・各種SNSを開設し、イベントの告知をする。 ・上に必要な、Marutto Linkのロゴやアイコンを作成する。 ・当日配布するための、HPのURLが載った活動紹介のフライヤーを作成する。 ・当日会場に設置するパネルを作成する。 ・シルバーのプレートを打ち抜き刻印を打ち、鈍(なま)しておく(金属は加工すると硬化してさらなる加工がしづらくなるため、加工の前にはバーナーで加熱して柔らかくしておく必要がある。これを「鈍す」という)。 ・革紐、丸カンなど、シルバーチャームに必要なパーツを買い出しておく。 ・当日展示する、ワークショップでできるチャームのサンプルを作る。 ・チャームの表面にテクスチャ―をつけるのに使う、金槌を作る。 ・コロナ対策のためのアルコール消毒液などの備品の準備。 これらを、1週間ちょっとのうちに超特急で終わらせる必要があった。 パネルやフライヤーなど、入稿の期限があるものを優先に締め切りを設定し、材料の買い出しなど外出の必要があるものはなるべく1日にまとめるなど、できる限り有効に時間を使うことで、どうにか期日までに準備をすることができた。 それぞれの準備の工程については、また改めて詳しくブログに書いていくつもりである。 【1日目】に続く。 14/1/2022 0 コメント はじめまして、Marutto Linkです!はじめまして。 私たちは、彫金ワークショップを開催しながら、日本全国を巡っていくワークショップキャラバン「Marutto Link」です。 Marutto LinkのHPができました! https://pivot-p.com/maruttolink.html ![]() Marutto Linkのワークショップで作る作品の一例。革紐をつけてチャームのようにしています。 Marutto LinkのHPでは、なぜこのプロジェクトをやるのかというコンセプトや、ワークショップの具体的な工程など詳しく見ることができます。ぜひチェックしてみてください!
このブログでは、Marutto Linkのワークショップの準備の様子や、旅の相棒となるMaruttoキャラバンを車中泊仕様にしていく様子、そして実際にMarutto Linkの旅が始まったときはその様子を発信していきます。 こちらも、ちょくちょく覗きに来てください! |
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